• ホーム
  • 新着情報
  • 平成28年度前期 多職種連携研修会「認知症ライフサポート研修」 (報告)

平成28年度前期 多職種連携研修会「認知症ライフサポート研修」 (報告)

日時 平成28年7月31日(日)10:00~17:00
場所 株式会社 琉薬・1階研修ホール
参加人数 96名
<内訳>
医師:2名、歯科医師:3名、看護師:7名、保健師:7名、薬剤師:6名、理学療法士:10名、作業療法士:6名、認知症地域支援推進員:4名、臨床検査技師:1名、社会福祉士(MSW含む):11名、介護支援専門員:19名、介護福祉士(介護職):6名、相談員:4名、歯科衛生士:1名、社会福祉協議会:2名、行政職員:2名、その他(薬局営業・事務):5名
*講師・ファシリテータ:9名
プログラム 平成28年度前期 多職種連携研修会「認知症ライフサポート研修」
 ・主催者代表挨拶:池村 剛(浦添市医師会長)
 ・挨拶:野口 広行(浦添市副市長)
 ・【単元1】「認知症ライフサポートモデル」とは(DVD視聴・グループワーク)
 ・【単元2】それぞれの役割とチームケア(DVD視聴・グループワーク)
 ・総括:大濵 篤(まちなと内科在宅クリニック院長)
内容  今年度初めての多職種連携研修会(前期)は、これまでと思考を代えて、沖縄県認知症介護指導者会のお力添えをいただきながら、「認知症ライフサポート研修」と銘打って多職種参加型の研修会を開催しました。
 「認知症ライフサポート研修」とは、厚生労働省施策である「認知症施策推進総合戦略(新オレンジプラン)」における、「認知症の様態に応じた適時・適切な医療・介護等の提供」に位置づけられた認知症ケアの多職種協働モデルであり、「認知症の人の自己決定を支える」、「住み慣れた地域で継続性のある暮らしを支える」、「自らの力を最大限に使って暮らすことを支える」といった認知症ケアの原則を多職種の共通ベースに捉え、様々な専門職が同じ目標に向かって有機的に機能するチームづくりを目指した研修カリキュラムとなっています。
 当日は、沖縄県認知症介護指導者会より派遣いただいた講師・ファシリテータの方々が中心となり、事例を元にした「手遅れ型支援」から「備え型支援」への転換を、VTR視聴とグループワークを交えながら進行していく研修スタイルで、各職種毎の考え方や視点を共有しながら多職種協働の方向性を見出していく内容となり、受講者それぞれに新たな気づきや、これまでの支援の振り返り、現在の立ち位置の再確認などを行う有意義な研修会となった声を数多くいただきました。
 今回受講された専門職の皆さんには、研修会で得た認知症ケアの多職種協働モデルを各職場や地域で実践的に活かすことができるよう期待し、認知症を抱えることになっても、住み慣れた地域で暮らし続けることができる街づくりを目指して連携・協働の輪を広げていけたらと思います。
 受講生の皆さんより寄せられたご感想もぜひご覧下さい。

受講者の感想